2019年6月 東京都江東区

今回は水屋箪笥をお譲り頂きました。こちらの箪笥は明治~大正時代の水屋箪笥です。
水屋箪笥とは昔のお宅の台所そばに置かれて食器やお鍋など調理器具を収納した、いわゆる食器棚のことです。
扉には網が貼られて湿気を逃がすように工夫されています。
水屋箪笥としての使用はもちろんですが、天板を補強してテレビ台や収納力抜群なのでサイドボードとして使用する方もいらっしゃいます。

箪笥自体の材質も欅、檜、松などの無垢材を使用した贅沢な造りになっております。
今同じ材料を使って製作したらとても高価な値段になってしまいますね。

地方によっていろいろな形の水屋箪笥があるのも大変面白く、
代表格の近江水屋や京水屋などの関西地方の水屋箪笥や縦長で少し武骨な関東地方の水屋箪笥などがあります。

今回の箪笥は手入れ、仕上げがされていることから古物店などで購入したものと考えられますが、古い家具は傷み、汚れなどがあって当たり前です。

昔の家具があるんだけど壊れているし・・・などとお考えの方、安心してご相談ください。
今の合板、集成材の箪笥と違い本物の木”無垢材”を使っておりますので、修復は可能です。

水屋箪笥、船箪笥、東北地方の衣装箪笥など高価で取引されているものもたくさんあります。
また、戦前、戦後の昭和の家具や古い商店で使用していたガラスケース、古い建具などは今、見直されて人気があります。
大きなものでも需要があるものなら喜んで買い取りますのでお気軽にご相談ください。

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  • 古物取扱許可番号 千葉県公安委員会許可 第441090001041号
  • 特定国際種事業者(象牙)事業者番号S-3-12-00149