2019.6月 川崎市中原区

木村渡雲 雲龍文薄端

細密細工の薄端をお譲り頂きました。薄端とは銅製の花入れです。中央に生け口がありそこに花を生けます。
今回お譲り頂いた物には本体裏側に”渡雲鑄”と花押があり木村渡雲の作品です。木村渡雲とは江戸時代後期の鋳金家、村田整珉の養子であり二代整珉です。
整珉の子供が小さかった為、木村渡雲が二代整珉となり、その後、整珉の子供が三代整珉となりました。
迫力のある龍が今にも雲に向かって動き出しそうな非常に精巧に出来た優品です。
華道に心得のない私にはこのような存在感のある薄端にどのように花を生けるのか想像もつきません・・

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  • 古物取扱許可番号 千葉県公安委員会許可 第441090001041号
  • 特定国際種事業者(象牙)事業者番号S-3-12-00149