
【買取事例】横浜市戸塚区で木製灯籠や郷土人形など古民芸品を買取
今回は、横浜市戸塚区にて木製の灯籠や郷土人形、こけし、民芸細工など、温かみのある古民芸品を多数お譲りいただきました。
ご実家の整理に合わせて、長年飾られていた品々をまとめて査定させていただいた案件です。
木の温もりを感じる手彫り灯籠
写真の灯籠は、立派な木目と力強い造形が印象的な一品。
手作業による彫り跡が残っており、ひとつひとつの面に職人の息づかいを感じます。
欅(けやき)や栂(つが)といった硬質な材を使った木彫り灯籠は、現在では制作される機会が少なく、民芸調インテリアとしても人気が高まっています。
彩古では、このような木工細工や手作りの古民芸品も丁寧に査定いたします。
見た目に古く見えても、材質や造形、時代背景によっては高い評価につながることもあります。
郷土人形やこけし、民芸の魅力
今回のご依頼では、地方で作られた郷土人形や、昭和中期のこけしなども多数拝見しました。
これらは「一見どこにでもありそう」な品と思われがちですが、
実際には作り手や産地によって表情・形・彩色が異なり、コレクターの世界では貴重な資料的価値を持つ場合があります。
特に戦前~昭和30年代ごろの民芸品は、戦後の大量生産前の職人仕事が残る貴重な時代のもので、
「温かみのある手仕事の文化」を象徴する存在です。
民芸家具・木皿・箸箱・わっぱ・竹細工なども含めて、古民芸のカテゴリーとして査定対象となります。
“処分予定のもの”が意外な価値を持つことも
お客様からは「もう古いし、価値はないと思うんですが…」というお言葉をよく伺います。
しかし、実際に拝見すると、時代・材質・仕上げによって評価できるケースが多くあります。
古民芸品は、大きな美術品とは違い「暮らしの中で使われてきた実用品」です。
そのため、キズや使い込みも味わいの一部として見られ、海外のアンティーク市場でも人気があります。
今回のように、灯籠や民芸細工などをまとめて買取させていただくことで、
倉庫や納屋のスペースもすっきりし、思い出の品を無駄にせず次の方へつなぐことができます。
古民芸のある暮らしを次世代へ
彩古では、木工品・民芸家具・郷土人形・和紙細工など、
全国各地の“暮らしの文化”を感じさせる古民芸品を幅広く取り扱っております。
古いお宅や蔵、長年使われていない離れの整理なども、出張での対応が可能です。
「これは古すぎてダメかな?」と思うお品でも、まずはお気軽にご相談ください。
彩古は、骨董品だけでなく、手作りの温もりがある日用品・民芸品も大切に扱います。

