
葛飾区で竹竿や鑑賞石など、長年集められた趣味の品を買取しました
東京都葛飾区のお客様よりご相談をいただき、長年大切にされてきた古い趣味の品を買取させていただきました。
今回お譲りいただいた中で印象的だったのが、昔ながらの竹竿や和竿を中心とした釣具です。
現在の釣竿はカーボンなどを使った製品が主流ですが、少し前までは竹を素材にした竿が数多く作られていました。特に職人が竹を選び、火入れや矯め、継ぎ、塗りなどを施して仕上げた和竿には、現在でも古い釣具を好む方やコレクターから探されている物があります。
今回は竹竿だけでなく、竿袋や竿ケース、竿掛け、玉の柄などの釣具類、さらに長年集められてきた鑑賞石なども含めて、まとめて拝見しました。
こうした趣味の品は、ご本人にとっては違いが分かる物でも、ご家族が整理することになった時には「どれを残せばいいのか分からない」となりやすい分野です。
彩古では東京都の骨董品・古道具の出張買取で、こうした価値の分かりにくい昔の趣味の品も幅広く拝見しています。
竹竿は「古い釣竿」とまとめて考えないのがポイントです
一見すると同じような竹竿でも、実際には作りや用途がかなり違います。
例えば鮒竿、へら竿、たなご竿、渓流竿、鯉竿、船竿、海釣り用の和竿などがあり、対象となる魚や釣り方に合わせて長さや太さ、継ぎ方なども変わります。
査定する際には、竹そのものの状態だけでなく、穂先、継ぎ、握り、塗り、口巻き、竿銘なども確認します。
特に古い和竿には、職人や竿師が手掛けた物があります。
東作、竿忠、竿かづ、孤舟、山彦、源一人、光竹など、釣りをされないご家族には馴染みのない名前が入っている場合もあり、そこが品物を知る手掛かりになることがあります。
反対に、銘がよく分からない竹竿だからといって、整理の段階で処分してしまうのは少し早いと思います。
作りや用途を含めて確認してみなければ分からない物があるからです。
竿袋や古いケースも、もし残っていれば一緒に
昔の竹竿には、布製の竿袋や専用ケースなどが付いていることがあります。
そこに作者名や釣具店の名前が残っている場合もあり、竿を確認する際の手掛かりになります。
もちろん、何十年も使ってきた道具ですから、袋やケースがすでになくなっていることも珍しくありません。
残っていれば竿と一緒にしておいていただければ十分で、なくなっていてもそのままご相談ください。
古い物の整理では「付属品がないから価値がない」とご自身で判断してしまわないことの方が大切です。
釣り好きだった方のお宅には、竿以外にも面白い物が残っています
長年釣りを趣味にしていた方の品を整理すると、竹竿以外にも実にいろいろな物が出てきます。
竿掛け、玉の柄、万力、浮子、浮子箱、仕掛け巻き、魚籠、タモ、リール、ルアー、古い釣針、釣具箱などです。
へら鮒釣りをされていた方なら、竿掛けや万力、浮子などを好みの物で揃えていることがありますし、渓流釣りや海釣りではまた残されている道具が変わります。
ABUなどの古いリールや、オールドルアー、昔の釣具メーカーの道具など、現在ではコレクションとして探されている物もあります。
もう一つの趣味として残されていた「鑑賞石」
今回、竹竿などと一緒に拝見したのが鑑賞石です。
石は特に、ご家族が整理すると価値を判断しにくい物の一つです。
庭石のような大きな物だけではなく、室内で楽しむ水石、鑑賞石、盆石、菊花石、梅花石、佐渡赤玉石、神居古潭石など、産地や模様、石質、形を楽しむ世界があります。
山のように見える石、滝や渓谷を思わせる石、自然に生まれた模様を楽しむ石など、一つとして同じ物がないところも鑑賞石の面白さです。
木製の台座に合わせて仕立てられている物や、箱に産地・石名などが記されている物もあります。
鑑賞石は磨いたり洗ったりせず、そのままで大丈夫です
古い鑑賞石が出てくると、「きれいにしてから見てもらった方がいいですか」と聞かれることがあります。
基本的には、その必要はありません。
石肌や古い台座も含めて確認したいため、無理に磨いたり薬品などを使ったりせず、長年保管されてきた状態のまま見せていただく方が安心です。
箱や古い札、産地を書いた紙などが残っていれば一緒にしていただければ参考になりますが、もちろん何も残っていなくても構いません。
趣味の物は、持ち主がいなくなると急に「正体不明」になります
今回のような品を扱っていて、いつも感じることがあります。
何十年も釣りをしていた方なら、たくさん並んだ竹竿を見ただけで「これは何用」「これは誰の竿」と分かっていたはずです。
鑑賞石についても同じで、どこで手に入れた石なのか、何という石なのか、ご本人には分かっていたのでしょう。
ところが、ご家族が整理する時になると、それまで大切にされていた物が突然「よく分からない古い物」になってしまいます。
骨董品の整理でも、これは非常によくあります。
だからこそ、分からない物を無理に調べたり、価値がなさそうな物を先に捨てたりする必要はありません。
彩古では骨董品・美術品・古い物の買取も行っており、陶磁器、掛軸、古道具、金工品、置物などジャンルの違う品が混ざっていてもまとめて拝見しています。
釣具の横から、まったく別の収集品が出てくることもあります
古いお宅の整理は、専門店の売り場のように同じ種類の物だけがきれいに並んでいるわけではありません。
竹竿のそばに古時計があり、その横に昔のカメラ、木箱を開けたら茶道具、引き出しには古銭や根付が入っている、といったことも普通にあります。
ほかにも懐中時計、フィルムカメラ、双眼鏡、万年筆、煙管、根付、古銭、勲章、掛軸、鉄瓶、銀製品、木彫、ブロンズ、古い玩具など、ご本人が長年楽しんできた物が一緒に残されていることがあります。
こういう現場こそ、特定のジャンルだけを見て終わらせないことが大切だと考えています。
「売れそうな物だけ選んでおきました」でなくても大丈夫です
ご依頼の際に、「何が売れるか分からないので、まだ何も片付けていません」と言われることがあります。
むしろ、その状態で構いません。
古い物には、見た目が立派でも現在は需要が少ない物がある一方、何気なく置かれている小さな道具に需要があることもあります。
ご家族だけで先に選別してしまうと、その判断が難しいところです。
彩古では自社の古物市場も運営しており、骨董品だけでなく古道具や趣味の収集品まで幅広い品を扱っています。詳しくは彩古の自社オークションについてでもご案内しています。
「これは何だろう」という物も含め、まずはまとめて見せていただければと思います。
趣味の道具は、使わなくなっても次に探している人がいます
竹竿は、使っていた方にとって単なる釣竿ではありません。
魚や釣り場に合わせて竿を選び、手入れをしながら何年も使う。少しずつ好みの道具が増えていく。
鑑賞石も同じで、本人が気に入った石を一つずつ集めていく趣味です。
そうして何十年もかけて集まった品を、ご家族がすべて引き継ぐのは難しいこともあります。
使う方がいなくなったからといって、すぐに処分するのではなく、古い竹竿を使いたい方、昔の釣具を集めている方、鑑賞石を楽しむ方へつないでいく。
古物の仕事には、そんな役割もあると思っています。
葛飾区で竹竿・釣具・鑑賞石などを整理される方へ
昔の竹竿や和竿、古い釣具、鑑賞石などは、現在使っていないからといって価値がないとは限りません。
特に長年趣味にされていた方の品は、竿だけ、石だけと分けず、その周辺に残っている物も一緒に見せてください。
品名や作者、産地などが分からなくても問題ありません。
古い趣味の品から骨董品まで、その品に合わせて丁寧に査定いたします。
今回も長年大切にされてきた品々をお譲りいただき、ありがとうございました。
葛飾区で竹竿・古い釣具・鑑賞石などの整理をお考えの方へ
和竿、竹竿、竿掛け、玉の柄、古いリールなどの釣具から、水石・鑑賞石、骨董品、古道具、昔の収集品まで幅広く拝見しています。
何に使う物か分からない、作者や産地が分からないという状態でも大丈夫です。処分してしまう前に、そのままご相談ください。

