
横浜市南区で玉川堂の銅製やかんを出張買取しました
横浜市南区にお住まいのお客様より、新潟県燕市の老舗・玉川堂(ぎょくせんどう)の銅製やかんをお譲りいただきました。
玉川堂は約200年の歴史を持つ金属工芸の名門で、ひと打ちごとに形を作る「鎚起銅器(ついきどうき)」の技法で知られています。
玉川堂の銅器とは|経年変化で美しくなる道具
玉川堂の銅製品は、使用するほどに色が深まり、光沢から渋みへと移ろう美しい経年変化が魅力です。
一点一点が職人の手打ちによる造形で、やかんや茶筒、酒器などが有名です。
今回お譲りいただいたやかんも、底面の刻印が明確で、蓋や取手もオリジナル状態を維持。
使用感がありながらも、日々の丁寧な手入れで落ち着いた飴色に育っており、高く評価できる逸品でした。
銅製やかんの査定ポイント
- 底面の刻印や銘文の有無
- 変色や緑青の出方(自然な経年変化かどうか)
- 打ち出し模様の美しさ・凹みの有無
- 取手や注ぎ口の修復歴
銅器は、多少の変色や傷も「味わい」として評価される場合が多く、磨き過ぎていない自然な色味が特に好まれます。
玉川堂以外の金属工芸品も買取対応
彩古では玉川堂をはじめ、京都や金沢の金工作家の茶道具や香炉、鉄瓶なども査定対象です。
特に、南部鉄器・龍文堂・亀文堂・金寿堂などの鉄瓶は高額査定の対象となります。
古い金属工芸品の査定・出張買取は、骨董品・美術品・茶道具買取ページをご覧ください。
価値がわからない物でも、長年の経験で一点ずつ丁寧にご説明いたします。

